• アカデミスト株式会社

【How to academist 1-1】研究費CFの前におさえておきたい基本知識

最終更新: 2018年4月29日

このブログでは、研究費クラウドファンディング(CF)をご検討されている研究者や大学・研究機関関係者のみなさまに向けて、クラウドファンディングの具体的な進め方やノウハウについて解説していきます。


まず今回は、クラウドファンディングの基本知識について整理していきたいと思います。




クラウドファンディングとは?

2011年3月の東日本大震災以降、クラウドファンディングと呼ばれる取り組みが国内で浸透してきました。クラウドファンディング(Crowd:群衆、Funding:資金調達)とは、その語源からもわかるように、不特定多数の人々から資金を募る仕組みを指します。街頭募金の大きな違いのひとつは、資金募集が「インターネットを介して」行われるという点です。


クラウドファンディングの4分類

もうひとつの違いは、クラウドファンディングは支援に対する「リターン」があるということです。リターンの種類によって、「寄付型」「購入型」「金融型」「株式型」の4形態に分類することができます。


1. 寄付型クラウドファンディング

寄付型の最も大きな特徴は、所得税の優遇措置が受けられる場合があることです。購入型のクラウドファンディング同様、挑戦者からお礼のメッセージなどが送られるものもあります。


2. 購入型クラウドファンディング

購入型では、挑戦者から物品・体験・情報などのリターンが届けられます。たとえば、音楽制作のためのプロジェクトであれば完成したCD(物品)など、お祭り開催のためのプロジェクトであれば当日の参加券(体験)など、academistにあるような研究を進めるためのプロジェクトであれば研究報告レポート(情報)などです。


3. 金融型クラウドファンディング

金融型は、クラウドファンディング事業者を通じて中小企業に融資が行われ、年毎に数%の利息がつく仕組みです。特に、新興国の案件の利回りが高い傾向にあり、金融型はクラウドファンディングの4形態のなかでも最も多い資金が集められています。


4. 株式型クラウドファンディング

株式型では、非上場企業の株式を購入することのできるサービスです。これまでは未上場株をインターネットを介して購入することは困難でしたが、近年の法改正に伴い、投資家としての審査をクリアすれば投資できるようになりました。国内外共に、現在市場が広がりつつあります。


「All or Nothing型」と「All In型」

クラウドファンディングでは通常、プロジェクトをはじめる前に、目標金額を定めます。目標金額に期間内に到達しないと資金を受け取ることができない仕組みを「All or Nothing型」、到達しなくても集まった額を受け取れる仕組みを「All In型」と呼んでいます。後者のほうが安心してチャレンジできる一方で、前者のほうが達成するか否かのせめぎ合いが可視化され、支援総額が大きくなる傾向にあります。


おわりに

最近ではさまざまなクラウドファンディングサイトが溢れていますが、プロジェクトの内容や時期、目的によって、形態やサービスはある程度絞り込むことができます。サイトによってサービス内容もさまざまですので、よく検討されたうえで、サイトを選ぶことが重要です。


次回は、学術系クラウドファンディング「academist」の特徴やサポート体制についてご紹介いたします!

© academist, Inc.

  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • ブラックInstagramのアイコン
  • 黒のYouTubeアイコン